食物酵素について

一般的に酵素と呼ばれるものには、消化酵素と代謝酵素、食物酵素という3種類の酵素があります。今回は酵素の中の「食物酵素」についてご説明します。

1.食物酵素とは

食物酵素は、食物に含まれている酵素のことをさし、消化酵素や代謝酵素のように体内で生成されることはありません。この食物酵素の役割は、消化酵素の分泌を減らす役割があるといわれています。

2.食物酵素と消化酵素・代謝酵素の関係

人間の体内で生成される酵素の数を10だとすると、その10のなかから最低限必要な消化酵素が先に作られます。最低限必要な消化酵素が7だとした場合、残りの3が代謝酵素となるわけです。
代謝酵素は、人間の臓器を動かして生命活動を維持する役割がありますので、この数が減少してくると、動かせる臓器の数や頻度が減少してしまいます。そうなると、本来動かすべき臓器を動かしていないことで、疲れやすくなったり、免疫力が低下したりといった弊害が生まれます。
ですので、代謝酵素は多いに越したことはありません。代謝酵素を増やそうと思うと、体内で生成される10の酵素のうち、最低限必要な消化酵素の数を減らす必要があります。そこで役立つのが食物酵素です。
食物酵素は、食物そのものに含まれている酵素ですので、それを食べることで消化酵素がなくても消化することが可能となります。つまり、体内で生成する消化酵素の数が少なくても消化できるということになるのです。例えば、食物酵素のおかげで最低限必要な消化酵素の数が7から3に下がったとすれば、代謝酵素は3から7まで増やすことができるのです。
代謝酵素が増えることによって、新陳代謝が活性化され、元気な身体になります。これが、一般的に言われる、食物酵素が含まれる食べ物を多く食べたほうが元気になるという仕組みなのです。

3.食物酵素が多く含まれている食べ物

食物酵素は、果物や生野菜に多く含まれています。果物であればパパイア、アボカド、バナナなどに多く含まれており、生野菜であればキャベツやレタス、ニンジンに多く含まれているといわれています。食物酵素は、熱を加えると効果が発揮できなくなるため、生のまま食べる必要がありますが、これらの果物や野菜は、サラダとして調理しやすい食材となっていますので、比較的摂取しやすいのではないでしょうか。

このように、食物酵素は消化酵素や代謝酵素のように絶対になくてはならないというわけではありませんが、効率よく代謝酵素を生成するためには必要となる酵素です。代謝酵素が増えると、ダイエットにも効果がありますので、食物酵素が含まれる食材を多く食べることは、結果としてダイエット効果もあるということになるのです。

関連記事

  1. リンパとは
  2. リンパ(液)とリンパ節のはたらき
  3. 自律神経とは
  4. 正月に太りにくい方法と食べ方
  5. 人はなぜ太るのか
  6. 消化酵素について
  7. 花粉症 花粉症と自律神経の関係
  8. インフルエンザ インフルエンザB型 とは??
2020年9月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
PAGE TOP